学校では習わない 結婚後の同居問題

子育て

結婚後の生活について、経済的な面や男女共同参画社会ということについては学校教育でも取り上げることがあります。しかし、最も結婚後に問題になりやすい親との同居問題についてはなかなか取り上げることが少ないようです。

共働きの場合、親世代と一緒に暮らしていると、子供の面倒を見てもらえて安心、という事をよく言います。学校教育では、大家族でにこにこしている絵が教科書に載っていたりするでしょう。こういったことによって親との同居ということが非常に良いことであると思う方も多いですが、実はトラブルを多く発生させてしまうものでもあるのです。

そのトラブルの筆頭が嫁姑の関係悪化です。特に女性は家事をしたり、家にいる時間が男性に比べて長いという事もあり、嫁と姑が一緒にいる時間が長くなります。もともと他人の間柄ですから理解し合うまでに時間がかかりますし、生活というプライベートな部分で関わることが多くなりますから、それだけトラブルも深刻化し、場合によっては夫婦関係の断絶にもつながります。そうならないよう。安易に同居を考えるのではなく、相手の親と暮らすということになった場合にはしっかり覚悟を決めていく必要があるという事を意識しておきましょう。

学校では習わない 結婚と姑の話

家族

学校では結婚やそのあと関係が深くなる姑のことは習いません。結婚とは男女が一緒になり法律上の夫婦になることなどという定義は習いますが、日常生活などについては全く触れもしません。

嫁姑問題は程度の差こそあれ、どの家庭でも問題になりやすいです。彼が最高だったとしても、その母親が困った人だと、辛い思いをすることもあります。

例えば「財産が目的なのか」と聞いてきたり、得意料理と称した手料理を押し付けられたり、長電話に付き合わなければならなかったり、など色々面倒な人も多いです。

嫁の立場からすると強いことも言えず、泣き寝入りというケースも少なくありません。逆に、姑に強く当たる強い嫁もいます。老後の世話をするのは誰なのかと強い口調で言うなど、高齢者の弱点を突いてきます。

必ずしも仲が悪いとは限りませんが、お互いの意見が合わない、性格が合わないという関係ではこじれやすいです。また、息子のことが大好きというタイプの人も嫁が旦那さんから何かされても息子しか庇わないというケースが多いです。DVなどを受けても、息子がそんなことをするはずはない、悪いのはお前だなどと言ってくることもあります。

関わりたくないけれどもそうはいかないのが大変な相手です。

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